Undead and Dead(アンデッド・アンド・デッド)
当サイト(カバネド)内に配したキャラクターと世界観等を紹介。
未完。設定詳細が加わり次第、随時更新予定。
各キャラクター画像クリックで大きな画像が見られます。(現在はまだ用意されていません)
物語
その日、神は死んだ。

神は世界を創ると同時に、
「善」である自らを人間達が崇め奉るよう、「悪」という対極の存在として『暗黒』を創造した。

だが、時は流れ、『暗黒』の力は次第に肥大する。
人間世界にも「暗黒化」は進み、すでに戻ることの出来ないほどの影響力を及ぼしていた。
この時になって、ようやく神は過ちに気付いた。

「人間が愚かであるのは、神であるこの私が愚かに他ならない」

もはや、強大な『暗黒』の力の前では神も無力だった。
神の命が尽きると、
その僅かな気力で持ちこたえさせていた「暗黒の門」が堰を切り、
「死」と「死」を司る者達が一斉に人間世界へと流れ出した。

世界は、死者と化け物の巣窟と化した。

登場人物
ルカ(Luca)

仲間割れの末、殺害された青年。
解剖後、まだ検死台の上に放置された状態で世界が崩壊。
『暗黒』の力(「暗黒化」)とガドウィンによって蘇る。
自分を殺した者への復讐を目的とし、
邪魔だと思う者に対しては、生きていようが死んでいようが容赦ない。
動物好きな一面もある。
ガドウィン(Godwin)

神の息子。
容姿、性別等を自在に変えられ、他者へ力を分け与えることも可能。
暗黒の姫と禁じられた恋愛関係にあったが、
神の死を機に、彼女に対する気持ちが揺らぐ。
善悪の区別がはっきりせず、己の価値観に忠実。
ルカの強い意志に惹かれ手を貸すが、あくまでも傍観者を気取る。
イレイディ(Irrady)

詳細は不明。
暗黒の姫に仕える。
人間の頭部に
翼が生えたクリーチャー。
(画像は後程)
フィンチ(Finch)

イレイディの傍にも常に二羽(ペア)でいるが、
その数は何千何万と存在すると言われ、
個体数の把握は出来ていないのが実情。
他者によって引導を渡された死者を
暗黒へと導くことが主な仕事だったが、
「暗黒化」の進んだ人間世界では、自ら手を下す捕食者へと変化した。
妖艶な女性。
(画像は後程)
暗黒の姫(Princess of Darkness)

現王よりも力があり、慕われている存在。
神の死により世界を我が手にしたが、
そのことに少なからぬ恐怖を感じ、ガドウィンを必要とする。

一見ミニブタ。
だが、背中に
主人の心臓を乗せている。
(画像は後程)
ジャッキー・ジョッキー(J.J.)

心臓の本名はエミリ。
夫と二人、平和に暮していたが、
彼が『暗黒』を崇める狂信団「光の次」に加わってしまったことで
生活が一変。
洗脳を避け逃げようとするが、あえなく捕まり、
更には「貢物」として心臓を抉られ、身体は廃棄。
途端「暗黒化」が始まり、心臓だけが復活する。
自ら念じて何とか口を作り、会話出来るようになった。
ミニブタの本名はジャッキー。
エミリに飼われていた。
エミリを見つけ出したが、
主人が心臓のみの姿になっていたので酷く困惑する。
だが、彼女を守る為、
背中に寄生させて化け者達の手から逃れることに成功。
後にルカとガドウィンに出会う。

Copyright(C)2005 Arata Nakajima All rights reserved.


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